おやすみプンプンのレビューとネタバレ 小学館 全１３巻 衝撃のシュールな世界
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おやすみプンプンのレビュー ３０代女性
で全巻読めます。
おやすみプンプンはすでに完結している作品で、
全部で13巻出ています。
読み始めると恐らく多くの人がびっくりすると思うのですが、
この作品では主人公の見た目が人間として描かれていません。
1巻の1コマ目は主人公のアップで始まるのですが、
そこに描かれているのは鳥のようなキャラクターなんです。
人間ではない生き物が主人公の話なのか？
と思う人もいるかもしれませんが、
主人公はれっきとした人間です。
作者の浅野いにおは、
なぜか主人公の外見だけを不思議な生き物として描いているのです。
ちなみに、わたしのツボでもあるのですが
プンプンの外見は彼の精神状態も表しており、
作品内で頻繁に見た目が変わります。
そこも楽しめる要素のひとつかもしれません。
主人公のプンプンは小学生で、
巻数が進むにつれ彼は成長していきます。
愛子ちゃんという転校生の女の子に一目ぼれしたプンプンが、
ずっと彼女のことを想い続けていく話なのですが、
恋愛が軸の話ではありません。
プンプンの人生はなかなか波乱万丈で、
彼の生々しい転落人生を描いた作品と言えます。
ギャグ要素もあるので楽しく読めるのですが、
前述した通り生々しい描写があるために、
人によってはとても重く感じるかもしれません。
しかし、昼ドラのようなドロドロした雰囲気の作品が好き、
という人は楽しめるのではないでしょうか。
そうでない人も、作風が他になかなかない雰囲気のマンガなので、
新鮮に感じるかもしれません。
なら一気に全巻制覇できるのでおすすめです。
このリアルとシュールの融合の世界を楽しんでください。
