女なのでしょうがない ネタバレレビュー 誰とでも寝てしまう女心とは？
レビュアー 30代女性
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言いたいこと言えない主人公、31歳OLの青木、
純粋な恋愛がしたいガサツな大女の君島、
好かれたら誰とでも寝る女、風間。
３人の生き様が描かれています。
私は、頑張っているのに報われない青木に共感し、
内面の悩みをえぐられるような気持ちになりました。
結婚のプレッシャーをかけてくる母親。
昔から過干渉で、自分に都合の良い、
理想の娘でなければ愛せない母親。
期待に応えるように頑張る青木。
自分と重なっていて（そんなに私は頑張り屋ではないが）胸が痛くなります。
そんな母親に何も言い返せなかった美希も、
４巻ではついに…！？
職場でも頑張っているのに
「だから女は嫌なんだ」
と上司から色々言われ、
辞めるわけにもいかないから言いたいことも我慢して頑張る姿に、
ちゃぶ台をひっくり返したい気分になります。
また、純愛がしたい君島は、
なんと男子高校生から告白されるのですが、
自分は相手と同じような純粋な気持ちがないことに失望します。
君島の、純粋にお互い好き同士でなければ
付き合いたくないという姿勢に、
なんだかハッとさせられます。
どちらかといえば、求められたら誰とでも寝る風間に共感で、
「極論好きになってくれれば誰でもいい」
というセリフは、もう、まさに、そうだよね、と腹落ちしました。
そんな君島は、仕事は適当。
うすっぺらい内面の自分に嫌悪感を持っています。
仕事を頑張る先輩の青木や君島に、劣等感から嫌味を言います。
なのに、風間がミスをした時、
青木はそれを庇って上司に謝罪します。
なじる上司に風間が反撃する場面は最高にスカッとします！
女なのでしょうがない、
女だから抱えてしまう 悩み、葛藤。 わかるわかる！
と、たくさん共感し、気持ちを揺さぶられる漫画でした。
で読めるのであなたの感想も聞きたいです。
誰とでも寝てしまうのはわたしだけ？
