金の国 水の国 （小学館）ネタバレレビュー 無料で読む方法 女性に人気の秘密とは？
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金の国 水の国レビュー 30代女性
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「このマンガがすごい！2017年オンナ編第1位」
に輝いた岩本ナオさんの作品です。
ファンタジーなのですが具体的な国の名前は出ず、
A国とB国といった表記になってたり、
ファンタジーっぽい言葉の言い回しがないのでとっつきやすい作品。
冒頭で、いがみあうA国とB国が仲裁に入った神様に、
A国の一番美しい娘とB国の一番賢い男を結婚させるよう言われ、
物語がスタートします。
この「金の国水の国」の素敵なところは、
絵本のような優しいテイストなのに
確実に胸に刺さる表現があるところ。
A国のヒロインのサーラはけして美しくはないけれど、
優しく上品な女性。
国同士のいがみあいに結婚を利用されますが、
仕方ないとおっとり構えて花婿の正体にも大騒ぎしない賢さがあります。
そんなサーラに惹かれるB国のナランバヤルが、
とにかく魅力的で、二人の関係がどうなるのかときめきながら読みました。
脇役のキャラがどれも魅力的で、
一見悪役に見えるキャラも実は深いものを抱えていたり、
モブ役かな？と思ったキャラが実は重要な展開があったりと、
キャラ達の行動も魅力の一つです。
読了後は一つの映画を見終えたような余韻と幸せな気持ちになるので、
読んだことがない人はぜひ読んでほしい漫画です。
続き物ではなく、1冊でまとまっているのも手に取りやすいのではないでしょうか。
