虐待容疑の女~痣だらけの背中は語る~漫画あらすじネタバレレビュー衝撃の実話集
レビュー内容
虐待容疑の女~痣だらけの背中は語る~の詳細
虐待容疑の女~痣だらけの背中は語る~漫画を無料で読む方法
この漫画はebookjapanで無料試し読み可能です。
怖ろしい実話、主婦のリアルな体験をまとめた漫画なので、どれをとってもモヤモヤします。
もしかしたらママ友どうしならではの「あの経験」
あなたも経験した話があるかもしれません。
虐待容疑の女~痣だらけの背中は語る~の内容
主婦・藤木七緒は義母のリハビリをサポートするために幼い長男・昇を保育園に預けることになった。ある日、夫が昇の背中に広がる大きな痣を見つけ、七緒を責めた。このことを発端に身に覚えのない七緒と家族の関係がぎくしゃくし始める。また、七緒が保育園に昇を迎えに行くと児童相談所の職員が待機していた。七緒は完全に「虐待する母親」にされてしまい……? ママ友付き合い、夫婦の離婚問題、嫁姑問題……。主婦読者のリアルな体験をまとめた傑作集!
レビュー1
【虐待容疑の女~痣だらけの背中は語る~】
この漫画は実話投稿ものです。
実話を元にしているだけにとてもリアルで、
「こういう家庭ってたくさんあるんだろうな」
と思わされます。
それだけに、夫婦の関係がギクシャクして
小さい子供が虐待を受けたり、
自分が知らず知らずのうちに
人の恨みを買っていたり、
「普通に幸せに生活する」事の難しさを
リアリティを持って考えさせられました。
この漫画、最初の方の話では
とにかく夫が身勝手で妻の意見を聞かない。
対して、自宅で病後のリハビリをする義母と
子供の面倒を見る甲斐甲斐しい妻。
かと言って、100%夫が悪人なのかと言うと、
子供をお風呂に入れたりとまずまずのイクメン。
ここも考えさせられるポイントで、
夫も妻も「自分は頑張ってる」と思っている。
そして、だからこそ、夫も妻も相手の事を
「自分は頑張ってるのに妻(夫)は…」
と思ってしまっている。
そうやって些細な気持ちのズレや思い込みが
夫婦関係をギクシャクさせるんでしょうね。
すぐに怒鳴ったりせずに一呼吸置いて、
相手に意見を聞いたりすれば
うまく行くような気がするけど、
仕事や家事で忙しいと気持ちの余裕もなくなり、
不満をストレートにぶつけてしまったり。
そんな中、義母を施設に入れるかどうか、
子供の背中のあざが蒙古斑か傷かで
やはり意見が合わない夫婦。
子供の背中のあざは、保母さんがつけている?
そう疑う理由はあるが、確証が無い状態。
果たして犯人は保母さんなのか!?
もしそうだとしたら、なぜそんな事を!?
犯人が分かったとして、簡単に認めるのか!?
夫婦の関係は元に戻るのか!?
先の展開が気になって
ページをめくる指が止まりません!
レビュー2
虐待容疑の女~痣だらけの背中は語る~
虐待はいつの時代も無くならない
ものですね。
特に一番弱い 立場の自分の子供に
対しての虐待は決して許されない
ものだと思います。
虐待と躾は非常にラインの
引き際が分かりにくいのかも
知れない。
とにかく今の時代は子供への
躾に際して暴力を振るうことは
絶対に許されないのだ。
本編でも小さい子どもに対する
虐待がテーマになっている。
子どものおしりの蒙古斑の痣が
大きくなっているというものだ。
母親が見ている以外は保育園に
預けている。
母親は妊娠中に火災現場の野次馬に
出かけ炎を見たからだと…
しかし、旦那はそんなものは
迷信だと言って聞かない。
そういえば、預けている保育所で
先生にいつも抱っこされるとイヤ
がって泣き止まないことがある…
母親はある保育所の先生を疑い
はじめる…
別の日、母親は保育所へ
子どもを迎えにいった際
声を掛けられる。
『生後7か月の乳児の背中に、虐待を受けた痕跡があるときいて、
私どもは面談にやってきたのです』
その場には、市の児童相談所で勤務する職員がいた。
母親はパニックになるが、このあと
衝撃な事実を知らされることになる。
続きが気になってどんどん読み進めてしまう。
このあとの展開も気になります。
レビュー3
虐待容疑の女~痣だらけの背中は語る~
義母の介護、夫婦関係、ママ友との付き合いなど
結婚してからの問題は尽きないものですが、
ここに”虐待をしている母親”というレッテル
(というかあらぬ疑い)をかけられてしまい、
苦悩する女性の姿が描かれています。
施設に預けず独学で義母のリハビリをする主婦・七緒は、
幼い息子のアザの多さから、夫から「虐待」を疑われてしまいます。
まったく身に覚えがないのに日々増えていくアザの跡と
我が子の泣き顔・・・
周囲からも「子供を虐げる酷い母親」と白い目で見られ、
はっきりとした証拠がないので、一体だれが自分の愛する息子を
傷つけているのかわからない。。
もしかしてあの人だろうか?
いやひょっとしたら・・
実際、虐待を躾(しつけ)と言い張ることで
冤罪となるケースもあるらしく、
精神的に追い込まれていく彼女ですが、
口を利くことができない小さな子供にとって、
虐待されていることをアピールする手段は
泣くことしかありません。
その幼い子のサインを見逃さず、最後まで戦い続ける母親の姿は、
この作品の中で一筋の明かりです。
この作品は読者からの体験談をもとに作られているのでリアリティがあり、
身に覚えのある人にとっては
非常に共感できる内容となっています。
そして最後に明かされる、
虐待の真犯人とは?
漫画なのでストーリー仕立てにしてありますが、
これが実話に基づいているとなると、恐ろしいですね。