学生 島耕作 就活編 弘兼憲史 ネタバレレビュー 気になるあらすじとエロさとは？
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学生 島耕作 就活編レビュー ４０代女性
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日本で一番有名なビジネスマンといえば
何といっても島耕作！
会長まで登りつめた島耕作が、
就職活動をする様子を描いたのがこの漫画なのです。
今の、就活生が参考にするには
ちょっと時代が違いすぎるかな。
だって、パソコンも普及していない時代のことですから。
島耕作シリーズも課長から始まって、
会長編までの出世を描いたものと、
逆に係長、主任から学生へと遡っていくものがありますが、
このままいくと「幼稚園児 島耕作」なんてのも読めるのだろうか
と期待してしまいます。
きっと、その頃の島耕作も女の子にモテているのでしょうねぇ。
さて、この「就活編」の中に、私を泣かせるエピソードがありました。
「課長 島耕作」を読んだ人なら島耕作と同期入社の樫村とのつながりを描いた
フィリピンでの事件を知っているでしょう。
あの時の樫村の衝撃の告白。
ジーンときました。すごく印象的で、
長いシリーズの中でも忘れられない名場面です。
その伏線となるものがこの「就活編」で描かれているのです。
学生時代から続く二人の真の友情には、
人知れず暗躍していた樫村の思いが込められています。
おい、会長になった島耕作よ、今のあなたがあるのは全てあの樫村のおかげなんだよ。
そう思うと、しみじみと感慨深いものがあります。
で全巻読めます。
