同居人はひざ、時々、頭のうえ。漫画あらすじネタバレレビュー~アニメ化決定
レビュー内容
同居人はひざ、時々、頭のうえ。詳細
同居人はひざ、時々、頭のうえ。(5)のあらすじと内容
ミステリー作家・朏素晴(みかづきすばる)は、創作の邪魔をする他人が苦手。そんな素晴の元にやってきたのは、1匹の猫・陽(ハル)。きっかけはあの日……あの場所。ハルの野良時代の冒険を描いた過去編も収録。2019年1月よりTVアニメ放送スタート、不器用男子×世話焼きの拾い猫。ふたつの視点で贈る幸せ一緒ぐらし。少しずつふたりの世界は外に向かっていく、第5巻の登場です!
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レビュー1
同居人はひざ、時々、頭のうえ。
この作品の読後感は様々だと思う。
おもしろい、感動したというものから、
ちょっと無理があるなあ、作りすぎと少しあきれるものまで、
登場人物に共感したり、
あるいは反発したりと様々な見方や捉え方ができるからだ。
作品の筋は、主人公であるミステリー作家・朏 素晴(みかづき すばる)と
彼が拾ってきた猫・陽猫・陽(ハル)との交流を軸に、
主人公素晴の成長が描かれていくというものだが、
この作品の異色なのは、一つの出来事を素晴の視点だけでなく、
猫であるハルの視点でも描いていることである。
このような表現は、漫画では珍しいが、
それ以上に驚かされるのは、
猫のハルは当初、素晴を敵視していたが、
何故か情が移り?
この作家の世話を焼くようになるという無茶な設定である。
猫に心配され、世話をやかれるこの作家素晴は、
自分の書く小説の創作に熱心というより、
現実逃避として自分の想像の世界に引きこもり、
他人が自分と関わることを全て
創作の邪魔と捉えるような自己中であったが、
このハルとの出会いと交流により、
少しずつ心を開き、他人との関わりを肯定的に受け入れていく。
そして、こんな素晴を見守り、
時に励ましサポートまでするハルの可愛さ、
聡明さは猫好きに限らず、ハルの魅力に多くの読者は、
こんな猫いるか、
こんな猫がいてくれたらなあと様々な感情を呼び起こされるはずである。
こんな不思議な、素敵な猫が居れば、
作家ならずとも小説のアイデアが浮かび、
おもしろいミステリーが書けそうと思わずには居られない。
この不思議な魅力をもつ作品も、
来年1月にいよいよアニメ化されます。
この独特な世界観がアニメでどのように表現されるのかも楽しみですね。
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