僕の姉ちゃん(幻冬舎文庫)レビュー 思わず女性がうなずく男性に知られては困る本音とは
僕の姉ちゃん(幻冬舎文庫)レビュー
30代 女性より
主人公である僕と姉の2人暮らしの様子を描いた
ギャグマンガです。
出てくるシーンは2人が暮らす家のリビング
(と思われる場所)
が主で、それぞれの自室や外での様子は
ほとんど出てきません。
ストーリーらしいストーリーはほとんどなく、
仕事帰りや休日の2人のダラダラした会話で、
進んでいきます。
例えば弟が
「昔、彼女にコート買ってあげて喜んでもらった」
と言えば
「それは、『うれしい!』
て感じじゃなくて『得した!』て感じなんだよね」
と女性であれば「そうそう!」と姉。
またあるときは「会社の嫌な奴がいちいち
『この前アイロンかけてたときに~』
とかっていちいち小さいアピールをしてくる」
と愚痴る姉。
姉の歯に衣着せぬ物言いは、
女性であれば
「そうそう!」
とうなずいてしまうものばかりです。
そんな姉の言動や行動に
弟も辟易しているかと思いきや、
意外と話を真に受けたり、
愚痴を聞いたり、
時には適切にツッコんだり
(そのツッコミも、だいたいが姉から返り討ちに遭っていますが…)、
なんだかんだ仲良し姉弟な様子に少しほっこりしたりもします。
ラストでは、姉ちゃんの意外な姿も。
ですが、やはり女性の目線で読むと
「そうそう。決して意外なわけでもなく、
女性というのはこうした生き物なのである」
と妙に納得してしまい、
わたしが今まで少し後ろめたく思っていた考えや行動も
「そっか、みんなそうなのか。そして男にはばれてないのか」
となんだか安心してしまいました。
1話32コマでさっくり読めるうえに
どこから読んでもよいので、
なんとなく元気がでないな、
というときに手に取ってパラパラしていると、
いつの間にか笑っていて、
読み終わったころにはなんだか元気になっています。
女心がわかるマンガを読みたい場合は
無料で読める漫画がたくさんあるマンガ王国がおすすめです。
スマホで「にやり」と出来るマンガがたくさんあります。
私は通勤時の電車内でいつも漫画を読んでニヤニヤしてます。
漫画の感想やレビューマンガ王国の感想など
コメントフォームから交流していただけるとうれしいです(^_-)-☆