闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~漫画あらすじネタバレレビュー
レビュー内容
闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~詳細
闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~漫画を無料で読む方法
この漫画はebookjapanで無料試し読み可能です。
あなたは動物、ペットを飼っていますか?
ペットが好きな方にはぜひ、読んでいただきたい心震える漫画です。
なぜ、人間は自分より弱いものを虐待するのか?
ちなみに、日本では捕鯨が問題視されていますが
牛や豚、鳥はいいのでしょうか?
お隣の韓国では犬を今でも普通に食べるそうです。
価値観や文化が違うということは怖いことだと思いませんか?
闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~ 1巻の内容
デザイン会社に勤める真希は、仕事帰りに虐待にあって瀕死状態の子猫を見つける。急いで動物病院に駆け込むが、そこにいたのは仲間たちと動物愛護団体を立ち上げ、動物たちの命を救う活動をしている、真希が勤める会社の社長だった。動物好きなのに、過去のトラウマからさわるとじんましんが出る体質の真希は、克服するために過去と向き合いながら愛護団体の活動に参加することを決意する。
レビュー1
闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~
弱いものへ対して力の強いものが
暴力を振るうのだ。
どこの社会でも起こり得ることだが
「人間」が 「動物」に対しての暴力は
特に残酷だ。
動物はしゃべることができない。
そのため助けを求めるこどができない。
最近でこそ少なくなってきたが
そういう事をする人間は少なくとも
正常な精神状態ではないだろう。
様々な日常生活の中で受ける
ストレスや精神的苦痛がそう
させるのだろうか?
人は大なり小なりその手の
悩みは抱えており、そのストレスを
発散する方法を間違えてしまってる
のではないか?
本編でも近所で起こっている
動物虐待がテーマとなっている。
主人公の女性は昔、撫でようとした
だけの犬に襲われてトラウマになっていた。
虐待されていた猫を抱き抱えた時
顔や体中アレルギー反応で湿疹が
できるほどだった。
彼女の周りには動物虐待の現場が
頻発して発生するようになる。
そこで動物虐待パトロールを
することに…
いざパトロールをしていると
公園で怪しい人影が…
その場では取り逃したが、
防犯カメラの映像などから
ある犯人像が浮かびあがる。
後日、パトロール中に犯人らしき
人物を発見した。
そこで彼女たちが目にするものは…
続きが気になってどんどん読み進めてしまう。
レビュー2
【闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~】
主人公の真希は、田舎出身の素直で明るい娘。
やっと採用してもらったデザイン会社で
新人として頑張っている。
動物が好きで、仕事帰りにペットショップに寄って
子猫を見て癒され、仕事の疲れを癒す。
ある日の仕事の帰り道。
夜中に公園にいる男の子が心配になり声をかける。
夜中に若い女の子が公園を通るのも心配になるし
子供に声を掛けて悪い奴だったら…と考えると
これまた心配になるのですが。
でもそのくらい純真な女の子なのですね。
その男の子は何をしていたのかと言うと、
…次のページ、かなりビビりました!!
虐待されて傷だらけになった上に
ロープで首をつられた子猫のアップが…!
ホラー漫画か!と心臓バクバクしちゃいました。
皆さんもお楽しみに。
そしてその男の子は、虐待された子猫を発見し、
助けたいけど怖いし…と震えていたのでした。
真希はその子猫を抱え動物病院へ。
夜中だけど対応してくれた動物病院の中には、
なぜか会社の社長が。
社長は動物愛護団体を設立しているくらい
とにかく動物が大好きな人なのでした。
しかし、その動物病院で、
真希は治療費を負担する事に。
「ざっと20万円くらいかなぁ」と言われるが、
会社に入りたての真希にはかなりの大金。
しかし真希は、「分割で良ければ必ず払います!」
とここでも純真丸出しで応じてしまう。
それを見て、社長は自分が治療費を立て替え、
給料から毎月一定額を天引きすると申し出る。
その社長に対し、真希は
「いい人だなぁ」
「おじいちゃんおばあちゃん、
都会にもいい人はいっぱいいます」と
後で思い出し感動。
「社長だったらお金持ってるだろうから
代わりに払ってくれればいいのに」
などとは考えない真希。
そして病院と社長に子猫の治療を任せ、
男の子を家まで送っていく真希。
男の子の家はお手伝いさんがいるくらいのお屋敷。
なのに「あなたが第一発見者なんだし、
両親が金持ちだったらあなたが両親に言って
治療費を払ったらいいじゃない」
などと微塵も思わない真希。
そして、動物アレルギーなのに子猫を助け、
顔じゅう蕁麻疹が出てしまった真希。
子猫を虐待したのは誰なのか?
もしかしたら男の子が虐待したんじゃないか?
社長は果たして本当にいい人なのか?
…という事だけでなく、
純真な真希は会社でいじめられるのでは?
など、真希の人の良さ故に
余計な事まで心配になって先の展開が気になる、
ちょっと不思議な魅力を持った漫画です。
レビュー3
闇に光るなみだ~虐待を受けた動物たち~
ウチではかわいい猫ちゃんを飼ってるので、
もうタイトルに目がいって最後まで読んでしまいました。
虐待って「親が子を」というイメージがあるんですが、
動物もされてしまうんですね・・
もう弱ければ子供でも動物でもなんでもいい!
という人間の卑劣さに悲しくなります。
どうしてあんなにカワイイ
子どもを、猫を、ワンちゃんをひどい目に合わせるのでしょうか?
動物好きの私にはまったく理解ができません。
きっと弱い者を虐げることで
自分が強いと思いたいんでしょうね。
心の弱い人間がすることだと思います、
虐待なんて。
そして悲しいことに、
虐待を受けた子供は成長して大人になったとき
自分の子供に同じことをするように、
虐待にあった動物というのは
もう人間不信の塊で、
出会う人間すべてを傷つけるそうです。
例え動物に敵意をもっていない優しい人間にもです。
自分勝手な人間の動物虐待が、
見知らぬ人間にも危害をあたえるという二重の悲劇を
生んでしまっています。
このコミックの女主人公も本来は動物好きでありながら、
(虐待された)動物に襲われたというトラウマを持っています。
彼女がどのように過去のトラウマを克服して
未来に向かって進んでいくのか、
その姿にはたくさん学ぶものがありました。
動物ひいては人間が好きな方は、必見だと思います。