虐待される子供たち~ダンボール箱に捨てられた少女~漫画あらすじネタバレレビュー我が子を捨てる親の心理とは
レビュー内容
虐待される子供たち~ダンボール箱に捨てられた少女~詳細
虐待される子供たち~ダンボール箱に捨てられた少女~漫画を無料で読む方法
この漫画はebookjapanでセット売りされています。
貧困というのは怖ろしいもので、かわいいはずの我が子にも
お金が無いことで親はひどい仕打ちをしてしまうものです。
それは日本だけでなく海外も同じようです。
この機械に一気読みしてみてください。
虐待される子供たち~ダンボール箱に捨てられた少女~【セット売り】の内容
「お前なんか生まれてこなければ良かったのに…!!」親に見捨てられ、愛情を知らずに育った私たち…恨んでも恨み尽きないこの気持ちはどうすればいいの――!? 貧困から抜け出すため、家族から離れた少女を待っていたのは「ゴミ拾い」という過酷な労働と劣悪な環境だった! 家畜同然の生活に突き落とされた子供たちのドロ沼で生きる姿を描いた「ゴミクズ拾いの少女」、妊娠出産したものの我が子を手放した母親が再び娘を取り戻そうとするが、思わぬ悲劇に直面する「赤ちゃんポストから響く声」、育児放棄でダンボールの中に捨てられ、更に難病を抱えた少女に苦難が襲いかかる「ダンボールの中の子供」、ダークでシリアスな現実を生きる子供たちの衝撃ヒューマンドラマ!!
レビュー1
虐待される子供たち~ダンボール箱に捨てられた少女~
「お前なんか生まれてこなければ良かったのに…!!」
そんなことを親から言われたら皆さんどう思うだろうか?
そんな辛い過去を抱えて生きている
人も多いのだろう。
本編はマニラの貧しい山村
国中のごみが集まるごみの山
そこで金目のものを探して生計を
立てているのだ。
働いているのは大人だけではなく
子供も手助けてで働いている。
飲んだくれの父親が村人を
殴って村にいられなくなったのだ。
貧しい家庭環境ではあったが
母親が優しく接してくれていたが、
夫からの暴力に耐える日々を送っていた。
しかし、父親は体が弱い娘に
働かせて何とか自分の酒代にしようと
企んでいたのだ。
少女は少しでも母親を助けようと
夜中のごみ山へ向かう。
そんな時間でも男たちはごみ集めを
していた。
少女はもともと喘息持ちで体は
強い方ではなかった。
運の悪いことに少女は、悪い連中
に連れ去られることになってしまう…
現在でもこのような状況がある
ものなのだろうか?
貧困地域では子供もを労働力
として連れ去られたり…
つくづくこの日本に生まれ
育って良かったと思う。
続きが気になってどんどん読み進めてしまう。
この貧しい家族は一体どうなって
しまうのだろう。
レビュー2
虐待される子供たち~ダンボール箱に捨てられた少女~
「お前なんか生まれてこなければ…」
何があっても親は口にしてはならない
言葉である。
なぜなら、子どもは親を選べない…
こんな悲しい事件が世界各地で
行われていると思うとゾッとします。
とある国の田舎に、とてつもない
巨大なゴミのやまがあった。
そこには国全土のゴミがかき集められ
処理されないまま積み上げられていく。
そんなとても人が入り込めないような
場所で今日もなお小さい子どもたちが
働かされている。
もちろん、人体に影響のある
有害物質が蔓延しているが、
お構い無しである。
そこへ主人公の娘は送り込まれる。
少女はもともと喘息持ちで体が強い
ほうではないが、強制的に
働かされた。
父親は朝から晩まで酒を飲み
前にいた村では暴力事件を
起こし逃げるようにこの地へ
来たのである…。
母親は体の弱い娘を庇うように
父親から遠ざけたが、母親も
父親から暴力を振るわれる
ようになり守り切れなくなった。
そんな様子を日々目にしていた娘は
夜のゴミのやまへ出掛けたのであった。
そこは、これまで見たこともない光景。
娘はとんでもないことに巻き込まれて
いきます。
実際に今も地球のどこかで
このような事件が起きていると
思うとゾッとしますよ。
レビュー3
虐待される子供たち~ダンボール箱に捨てられた少女~
貧困と虐待というのは人類にとって
切っても切り離せない問題のようです。
どの国やどの時代にも、貧しいがゆえに
子どもに虐待を強いる親が絶ちません。
もうこれは人類共通の病です。
そう思わざるを得ないのが、
この作品の中の「ゴミクズ拾いの少女」
もうタイトルだけで鬱になりそうですが、
フィリピンはマニラで起きた、ある一家の物語です。
酒にだらしない父親が村を追われてやってきたのが、
国中のゴミが集まる
通称「スモーキーマウンテン」です。
金目のものを探す貧民のうろつく、
社会の最底辺「ゴミ拾い野郎」がいます。
ここに自分の嫁や娘を行かせるだけでもロクデナシなのに、
ゴミを売ったわずかな日銭を
自分の酒に回す畜生です。
挙句に娘が悪い奴にさらわれ、
奴隷の身にされてしまいます。
あまりの過酷な環境に、
もう優しい母親と会えないかもと
絶望する少女・・・
胸が痛みます。
もし貧しい家庭に生まれず
親が裕福な金持ちだったら、この少女は
こんな目にあうことはなかったはず。
貧乏がゆえに理不尽で悲惨な運命に
巻き込まれていく様は哀れでしょうがありません。
貧乏から脱出する唯一の道がゴミ拾い、
と考えることしかできないのも悲しいです。
十分な教育を受けて、世の中を広く見ることができたら・・・
それを見守ってくれる両親にめぐまれたら、、
きっとこの少女の運命は違うものになっていたはずです。
貧すれば鈍する、という言葉がありますが、
貧しいと頭まで鈍くなり、一生負のスパイラルから
抜け出せないのかもしれません・・。
貧しくても勉強さえがんばれば
一発逆転できる世の中になってほしい。
この作品を読んで、強くそう思います。
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