最新刊】僕は死にたくなかった~実録・児童虐待の闇~漫画あらすじネタバレレビュー驚愕の実在事件集
レビュー内容
最新刊】僕は死にたくなかった~実録・児童虐待の闇~の詳細
最新刊】僕は死にたくなかった~実録・児童虐待の闇~漫画を無料で読む方法
この漫画はebookjapanで無料試し読み可能です。
目を覆いたくなるような実在のおぞましい事件を4つ収録されています。
テレビで見たあの事件の詳細が漫画になっていて・・・
よく知りたかったあの部分は親の心理状態
でも本屋で買えないしなぁ
そんな実在事件の漫画がebookjapanにはたくさんあります。
それにしてもebookjapanさんの試し読みは重たいなぁ
私は試し読みせずに買うからいいけど・・・
僕は死にたくなかった~実録・児童虐待の闇~の内容
夫に似ている顔が憎かった――! 身勝手な母親と無関心な父親からまともに食事を与えられず、理不尽な暴力を受け命を失った男児の凄惨な日々を描いた表題作「くらいよ こわいよ さみしいよ~2010年奈良県5歳男児餓死事件~」ほか、子育てに煮詰まって衝動的に娘を橋から突き落とした母親の身勝手さを描いた「ママ、バイバイ。~2014年新潟県3歳女児殺害事件~」、育児日記をつけるぐらい子育てに熱心だった母親が我が子を虐待死させるまでの恐ろしい変化を描いた「今日も悪い子!~2002年埼玉県ピンサロ嬢虐待殺人事件~」、長子以外は家畜扱いという異常な祖母に隷属させられた少女が起こした殺人事件を追った「絶対君主の家~2014年北海道南幌町家族殺害事件~」など実在の児童虐待を漫画化! 無くならない児童虐待事件の闇を描いた4作品を収録!
レビュー1
僕は死にたくなかった~実録・児童虐待の闇~
夫に似ている顔が憎かった
そんな理由で可愛い我が子を
虐待することなんてありますか?
親の離婚
似たような家庭環境で生まれ育った
二人は引かれ合うようになっていた。
子どもの頃に受けた心の病を
引きずったまま大人になる。
子どもを授かっても心に大きな闇を
抱えているとあらぬ方向に進んでしまう。
彼女は自傷癖もありカッターの
生々しい傷も珍しいものではなかった。
ある日、彼女の両親が突然
押し寄せてきた。
その手にはローン会社からの
督促状があった。
彼女は何の事か分からず困惑していると…
彼氏の借金であることが判明する。
なんと実の姉の借金の連帯保証人
になっていた。
これまで子どもの為に貯めている
はずだった月5万円は借金返済に
充てられていた…
これまでなにも知らなかった彼女は
不幸のどん底に突き落とされる…
あんなに愛しあっていたのに、
ひとつ歯車が狂いはじめると…
これまでの展開では想像もつかない
エグい内容に引き込まれていく。
夫に似ている顔が憎かった…
そんな理由だけで母親はこんなにも
非情になれるのか…?
読んでいるうちに気が滅入ってしまいます。
しかし、どんどん続きが気になり
一気に読みきってしまいました。
レビュー2
【僕は死にたくなかった~実録・児童虐待の闇~】
この漫画は児童虐待の実話に基づいた話が
計4話掲載されています。
どの話もいたたまれない気持ちにさせられる内容。
自分にはまだ子供はいませんが、
「何故こんなに児童虐待が多いのだろう」と
普段から感じていたこともあり、
虐待する側の心理を知りたくて読み進めました。
1話目は、2010年に奈良県で起きた、
5歳男児の餓死事件。
36歳の夫・宏二と27歳の妻・朱美。
出会いは朱美が高校生の時。
出会った頃の朱美は自傷癖があり、
感情が不安定な女性だと最初から分かっていたが、
お互い幸せではない生い立ちで親しみを感じ
付き合うようになっていった。
朱美が20歳になるのを待って結婚し、
間もなく息子・大輝を授かる。
朱美も宏二も大輝を可愛がっていた。
大輝は宏二に顔がよく似ており、
朱美にとってもそんな大輝は愛おしかったのだ。
しかし、やはり朱美は精神が不安定な女性。
それは大人になり、妻・母になっても変わらなかった。
仕事や育児でストレスを抱えるようになり、
極めつきは宏二の金銭問題の発覚。
宏二は見るからに優しい男で
朱美を怒鳴ったりするような事もなかったが、
優しさが災いしてか自分が浪費した訳でもないのに
多額の借金を抱えていたのだ。
ストレスが頂点に達した朱美。
そのストレスはあの可愛かった大輝にも向けられ…。
宏二に似た大輝が憎くて仕方なくなったのだ。
大輝にとって、こんな理不尽な事があるだろうか。
そして宏二は借金をしていた負い目から
大輝を虐待する朱美を注意すらできず…。
そして虐待はエスカレートしていき…。
こんな事は我が家では起こらないと信じていますが、
些細なきっかけで虐待が起こるという事は
よく理解できました。
他の3作も読んでいて辛い内容ばかりですが、
でも読み進めるのが止められません!