ママ殴らないで~躾という名の虐待~漫画あらすじネタバレレビュー
レビュー内容
ママ殴らないで~躾という名の虐待~漫画の詳細
ママ殴らないで~躾という名の虐待~漫画を無料で読む方法
この漫画はebookjapanで無料試し読み可能です。
スーパーや飲食店でよく見る光景
我が子を怒りに任せて怒鳴りひっぱたく親。
わたしに子供はいませんが、周りの目がある外出先でそのような怒りかたなら
家庭内ではどれだけのことをされてるのか?
本当に心配に思うことがたくさんあります。
躾なのか虐待なのか?
お子さんをお持ちの方にはぜひ、読んでいただきたいです。
ebookjapanには虐待系漫画がたくさんあります。
でも試し読みが重たいので購入する方がストレスなく読めますよ。
ママ殴らないで~躾という名の虐待~の内容
「ほんの躾のつもりだったのに──」言うことを聞かない娘に手を焼いていた矢先、同じマンションに住む母親が息子を虐待したことで警察沙汰になった。母親たちが「虐待」に過敏になっている中、思わず娘を殴ってしまった“私”は、「娘が言うことを聞く方法」を見つけたが……? 読者の壮絶な体験を漫画化した全5作!!
レビュー1
ママ殴らないで~躾という名の虐待~
「あなたは我が子を殴ったことがありますか?」
ある日、ご近所のお宅へパトカーが
到着した。
子供の鳴き声があまりにも大きく
お隣さんが警察に通報したとのこと。
その家庭では、日常的に子供に
対して暴力が振るわれていたのだ。
警察に連行される母親はこちらを
見て、ニヤリ…
「おまえたちもやってるだろ…?」
虐待なんて自分には関係ない!
みんなそう思っているもんです。
しかし、身近にこのような事件が
起こり「ハッ!」っとさせられる
のであった。
主人公にも8歳になる娘がいる。
ある日、片付けをしていないと
いつものように叱ると娘は反抗的な
態度をとってきた。
少し、カッとなった主人公は
娘に暴力を振るってしまった…
「やり過ぎてしまった…」
と、反省したが、娘が
急に従うようになってきた…
躾の一環として、少しずつ暴力を
振るうようになり、歯止めが
利かなくなっていった。
娘に毎日のように、躾のつもりで
暴力を振るい続けていた。
いつしか娘は歯向かわないように
なったが、娘の顔からは笑顔が
無くなってしまった…。
主人公は気付かないうちに
あの警察沙汰になった母親と
同じ過ちを繰り返そうとしていた…。
そんなある日、インターホンが鳴る。
「児童福祉センターのものですが…。」
このあと主人公は元の生活を
取り戻せるのでしょうか?
レビュー2
【ママ殴らないで~躾という名の虐待~】
躾と虐待の境界線はどこなのでしょう。
「愛情があるかないか」?
そんな簡単に線引きができるのでしょうか。
この漫画では、些細なきっかけで
虐待が止められなくなる普通の専業主婦の姿が
丁寧に描かれています。
誰もが我が子を虐待する事になるかも知れない。
「私に限ってそんなことはない!」と
決して言い切れなくなりそうな怖さを
この漫画を読んでいると感じてしまいます。
小畑香は団地に住む専業主婦。
娘の優香は7歳。
片付けが苦手で、香の注意に反抗したりもする
可愛い盛りだけど手もかかる女の子。
優香が聞き分けが悪い時は軽くお尻を叩く、
そんな程度のことはやっていました。
それが虐待が止められなくなるなんて…。
きっかけは、同じ団地の青山さんが
いつも子供に虐待をしており、
毎日それを壁越しに聞いていた隣の佐藤さんが
警察に通報したこと。
青山さんは逮捕、子供は重傷で保護されました。
連行される青山さんは反省している素振りもなく、
むしろ香を睨みつけ、意味深な言葉を言い放ちます。
「おまえらも…やってるだろ」
それ以降、団地には報道の取材が来るように。
団地全体の雰囲気は険悪になり、
子供同士でも自分の家は虐待かどうかなど、
「虐待」の話が絶えなくなる。
皆が虐待について常に意識するようになり、
香は自分が虐待する姿が夢にまで出てくる。
その夢がきっかけなのか、
「虐待はしてはいけない」と解っているのに、
気持ちとは裏腹に逆に虐待をするように…。
抑圧状態になると、
思いがけない事をしてしまうこともあるでしょう。
そこで自分の間違いに気づけばいいのでしょうが、
「愛情があれば虐待ではない」などと
自分を正当化してしまうと、
負の連鎖から逃れられなくなる危険性も…。
自分がいつか加害者にならないためにも
この漫画は読んでおかなければと思いました。
レビュー3
【最新刊】ママ殴らないで~躾という名の虐待~
わが家にも8歳になる娘が
いるわ…
何度言っても、片付けができない
やめなさい!と、言っても言うことを
聞かない。
手は出さないまでも、本気で
怒鳴りつけることは日常茶飯事。
この母親の気持ちは痛いほどよく
わかるわよ。
私もある程度、叩いたりは
必要なのかなって思っちゃうけど。
躾と虐待の境い目って分かりにくよね。
この話では、御近所さんで虐待が
判明して警察沙汰になってるの…
その捕まった母親は連行される時に
こちらを睨んで
「おまえたちもやってるだろ!」
ハッとさせられたわ!
私たちは本当に虐待をしていないの?
絶対に大丈夫だと、言い切れるの?
そう自分に問いかけた時に
ものすごい胸騒ぎを覚えたの…
皆さんも私には関係ない!
なんて思わないで欲しい。
「躾と虐待」は紙一重
躾のつもりが行き過ぎたら虐待
自分はそのつもりは無くても
周りから見たら虐待ってことも
あるかも知れない…
そう気づかせてくれた作品だったわ…
このマンガは他にも4作品あって
また、気持ち切り替えて読めるので
読みやすかったわよ。
ぜひ同じようなお子さんをお持ちの
方には読んでもらいたい作品ね。
自分の子育てを振り替えるいい
機会になっちゃった…
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